鈴木力燕市長は7日の9月定例会の答弁で、来春行われる市長選に3選を目指して出馬する考えを明らかにした。
大原伊一市議が市長選出馬の態度を明らかにするよう求めた質問に答えたもので、出馬の理由について鈴木市長は、日本一輝いているまち燕市の実現の道半ばであり、「とくに、わたしの手でスタートさせた第二次総合計画がことし2年目とまだ緒に就いたばかりであり、これを着実に遂行していく責任があると思っている」との考えを示し、「引き続き市政運営の先頭に立って全力で頑張らせていただきたい」とした。
過去2回の選挙が無投票当選だったことに批判があることについては、「戦う前提で立候補している」が「結果としてほかに立候補れる方がいなかった」わけで「まるで立候補した側のわたしに問題があるような言われ方をされるのは誠に心外」、「消極的姿勢を指摘されるべきは選挙に出てこない側の方」と正論を述べたうえで、次期市長選も対立候補が出る前提でのぞみ、「その方と正々堂々と政策論争をし、戦いたいと思っております」と決意を示した。
前回市長選では前年の12月定例会で立候補を表明している。それより早いタイミングでの出馬表明となったことについて「一般質問で聞かれたから」としながらも、選挙戦を望む覚悟の表れでもあるようだ。市長選に立候補を表明したのは鈴木市長が初めて。