9月1日の「防災の日」と9日の「救急の日」にちなんで三条市消防本部と燕・弥彦総合事務組合消防本部は、10日午前10時から午後3時まで初めて三条防災ステーションを会場に「消防防災・救急フェア」を開く。
毎年、救急業務や救急医療に対する理解と防災意識の高揚を図ろうと両消防本部が合同で開いている。さまざまな消防車両も参加する親子連れに人気のイベント。昨年までは、イオン県央店の駐車場を借りて開催していたが、今回は初めて旧三条競馬場の三条防災ステーションに会場を移して開く。
イベントは、はしご車の搭乗体験、応急手当指導、救急車や救助工作車展示、ちびっこ消防隊、初期消火訓練、ぬり絵、住宅用火災警報器展示、災害支援車展示などで、消防車両計6台と子どもたちに人気の吉田消防署のミニ消防車「まもる君」が参加する。
毎回いちばん人気のはしご車の搭乗体験は、両本部の35m級のはしご車計2台を順番に稼働させる。搭乗は、2人1組で、約100組。午前10時から整理券を配布するが、例年、開場前から並ぶ人もいる。
消防車両の展示や体験などができる貴重な機会で、毎年、大勢の家族連れなどがカメラ持参で訪れている。小雨でも行うが、災害や天候状況で中止する場合がある。駐車場は、三条防災ステーション内の駐車場が利用できる。入場無料。