9日に燕市交通公園で開かれたツバメルシェにメダカの愛好会「新潟めだか愛好会」が初出店。メダカすくいを行って人気だった。
メダカすくいは、500円と1000円の2種類。それぞれ1匹が市場価格500円以上、1000円以上で1匹も捕れなかったときも2匹プレゼントするので損はない。
子どもよりもメダカすくいに熱中するお父さんが目立ち、飼育方法を詳しく質問する人もいた。またメダカの販売も行い、いちばん高いものは1万5000円とマニアでなければびっくりするような値段がついていた。
新潟めだか愛好会の会長は、粗大用品や不要品の回収などを行う東屋(燕市佐渡)を経営する吉田研介さん(41)。以前から野性のメダカを飼っていたが、品種改良したメダカ「青みゆき」と出会ったのがきっかけで、6年前からメダカに熱中している。
約450種のメダカのうち約50種を飼育している。最近、飼ったメダカは2匹で13万円というから驚きだ。
自分でも品種改良を行っており、愛好家仲間と3人で新潟めだか愛好会を発足したばかり。日本メダカ協同組合主催の鑑賞メダカ品評会に参加できるように今月末に組合に加入する。来年から「東屋めだか部」として正式に仕事してメダカの改良、販売を始める。鑑賞メダカ品評会
「新潟のメダカブームは遅れていますが、もう何年かでブームが来となると思う」と吉田さん。そのためにもメダカをPRしようとツバメルシェに出店した。
メダカの魅力について吉田さんは「見ていていやされるし、かわいくて奥が深い。やりがいもある」と言い、「いつか改良メダカをつくって自分で命名したい」と夢を語った。新潟めだか愛好会などに関する問い合わせは東屋(電話:0256-47-1606)へ。