燕三条地場産業振興センターは16(土)、17(日)の2日間、同センターで理美容ばさみの国内トップブランドのひとつ、株式会社シゲル工業(藤田正健社長・燕市吉田鴻巣)による家庭用品理美容ばさみの展示・相談会を開いてる。
同社の理美容ばさみは理美容業界ではあまりにも有名。海外でも「bmac」のブランドで欧米やアジア各国に輸出されている。プロユースの製品ばかり製造してきたが、2、3年前から家庭用のはさみ「燕三条の髪はさみ」シリーズを発売して好評だ。
8月のお盆フェアにシゲル工業から出店してもらったところ予想以上の反響だったことから、この3連休にあわせて再び出店してもらった。物産館入り口付近にブースを構え、「カット」と「スキ」のサイズなどが異なる8.860円から2万1,060円まで8種類の「燕三条の髪はさみ」シリーズを展示販売している。
約100の製造工程のうち10工程ほどの見本も展示。実際に手に取ってウイッグをカットして切れ味を確かめてもらったり、家庭での理美容ばさみの使用に関する相談に応えたりしている。
シゲル工業営業部の安藤寛さんは「切れ味を確かめてもらうと、家庭で理美容ばさみを使っている人は切れ味の良さに驚き、プロの方は切れ味の割に値段が安いと言ってもらえる」と話していた。17日は午前10時から午後4時まで。