10月5日から8日まで燕三条地域の工場を開放する「燕三条 工場の祭典」をイメージしたJR東日本のラッピング電車が21日、お目見えした。
9月21日から10月10日ころまで主に越後線と弥彦線を運転しているE127系の2両1編成にラッピングを施した。両側面、左右の扉のとなり6カ所ずつ、計12カ所に縦110センチ、横70センチほどの大きさのポスターを張ったような装飾だ。
それぞれ1枚にひとりずつ燕三条の工場で働く職人が仕事の手を休めてカメラを見詰めているような姿を撮影した写真がベースになっている。そこに「来いよ、工場の祭典。」のコピーと、工場の祭典のシンボルのピンク色の斜めストライプ、「KOUBA」の文字をデザインしている。10月8日の「工場の祭典2号」(東三条駅11:09発・吉田駅11:28着)にラッピング車両の運用を予定している。
JR東日本新潟支社による初めての企画。上越新幹線を使って工場の祭典への来場を呼びかけるポスターも作成しているほか、現美新幹線車内で期間限定特別スリー ブを使用したコーヒーなどの提供、タカラトミーが制作したふだん見られないアートプラレール「伝統工芸×プラレール」の展示にも取り組む。