三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」で23日、初めての「秋祭り〜五十嵐川のめぐみ〜」が開かれ、アユのつかみどりやヤギとのふれあい、ワークショップなどを行い、たくさんの来場者でにぎわった。
秋に食に関するイベントをと企画するなかで、三条市内でも自然あふれる下田地区に関連したものを積極的に取り込み、まちなかで下田を味わえるようなものにした。
注目は五十嵐川漁業協同組合が担当したアユのつかみどり。畳2枚分の大きさのいけすに100匹のアユを放った。狭いいけすなので簡単に捕まえられそうだが、アユは素早く、やっとつかんだと思っても手のなかからするりと抜けだし、子どもたちは夢中で追いかけていた。
ヤギとのふれあいは下田地区の今井農園が2頭のヤギを貸し出した。下田ならともかく三条の市街地のど真ん中で見るヤギは新鮮。子どもたちはヤギにえさをあげ、一緒に写真に写ってご機嫌だった。
スターバックスコーヒーのエプロンをつけてのコーヒーのドリップ体験や盆栽づくりのワークショップも人気。キッチンカー、雑貨販売、ステージえんがわの豚汁販売などもりだくさん。あわせて開かれたベーゴマ普及協会による第2回ベーゴマ大会にも30人が参加した。