燕市分水地区の砂子塚で生まれたとされる伝説の鬼「酒呑童子(しゅてんどうじ)」をモチーフとした恒例のイベント「越後くがみ山 酒呑童子行列」が、24日午前10時から午後3時半まで燕市国上、道の駅国上とその周辺を会場に行われる。
道の駅国上駐車場の芝生広場がメーン会場。飲食を中心に物販や骨密度測定など11の店舗が並び、特設ステージでは燕三条エフエム放送のパーソナリティー、さとちんさんの司会でイベントが進行する。
10時半から地元の里神楽に始まって諏訪神社の舞姫「豊栄の舞」、分水異業種交流会による酒呑童子七変化、てまりの湯音頭のあと正午から開会セレモニーで柏崎市のゆるキャラ「えちゴン」と燕市の観光PRキャラクター「きららん」が登場。京都大江山酒呑童子祭りの紹介、分水太鼓が披露される。
午後1時からメーンの酒呑童子行列の出立所願成就セレモニー。酒呑童子と3人の最強鬼軍団らを先頭に一般参加者も加わって周囲を行列し、裏手の酒呑童子神社にも参拝する。その後も吉田北まちづくり協議会の「方言戦隊メテオレンジャー」が登場、分水児童館「童楽夢」のキッズダンス、柏崎日本海太鼓と続き、閉会セレモニーで終わる。閉会セレモニーでは福まきを行い、当たりとしてパッケージが酒呑童子行列オリジナルデザインのスナック菓子「うmy棒」も用意した。
酒呑童子行列は参加費500円。鬼バンダナや鬼うちわ、鬼メーク&鬼フェイスシール2枚、日帰り温泉「手まりの湯」の入湯券などが付くほか、漫画家の永井豪さんデザインの赤の鬼Tシャツを500円で購入できる。
今回は高校生ボランティア21人が参加している。その高校生が作った頭につける鬼のつの飾り「つのパッチン」を2個100円で販売するほか、酒呑童子行列オリジナルデザインの白Tシャツ1500円、ハンドタオル各色500円も販売する。また、高校生と企業がコラボレーションしたオリジナルの食品の「鬼もち」と「かき氷」もお目見えする。