燕市景観作物推進協議会(浜田勝人会長)は23日、燕市吉田新保地区の吉田ふれあい広場西側の田んぼをカンバスに稲穂で描かれた田んぼアートの稲刈りを行い、306人による人海戦術で手作業で一気に収穫した。
田んぼアートはことしで11年目になり、古代米など稲穂の色が異なるイネで地上絵のように田んぼにデザインを描いている。ことしは燕市分水地区の大河分水可動堰(ぜき)と国上山、鳥のツバメのイラストをデザインした。
田植えと稲刈りは一般参加を募っており、今回の稲刈りは306人。例年300人近い参加があるが、300人を超えるのは珍しい。 燕市・吉田北地区まちづくり協議会が生んだご当地ヒーロー「方言戦隊 メテオレンジャー」も参加した。
秋晴れのさわやかな陽気のなか、かまを使って手で稲を刈った。機械化された今では考えられない重労働だが、300人を超す大人数ならみるみる稲刈りが進んだ。
作業後は参加者におにぎりと飲み物を配布した。また収穫したあとから稲穂を天日干し。10月下旬に1人に1合、約900グラムをプレゼントする。