10月22日投開票の衆院選に新潟4区から3選を目指す自民党・金子恵美氏(39)の選対事務所の開所式が、29日午前8時から金子氏の三条事務所で行われ、支持者ら約40人が出席して必勝を誓った。
神事で始まり、吉沢浩志後援会長は「皆さまがた、おひとりおひとりの力をいただいて金子恵美、必ず勝たしていただきたいと伏してお願い申し上げる」とあいさつした。
金子氏はあいさつで、このタイミングでの衆院解散に国民の納得を得られず、北朝鮮との緊張が高まるなかでの解散は「国民目線、県民、市民目線からしても納得いくものではない」と同調しながらも、「責任をもって国民の生命、財産、平和な暮らしを守ることをわたしたちは訴えながら戦い、最後には勝利を得たい」とした。
新潟4区は激戦で注目されており、野党には2日前から大きな変化があったが、「相手がどうだとしても自分自身の戦いをするのが選挙だと思っているので、これまでのわたし自身が取り組んできたこと、任期の間に実績を積んできたことをこの選挙区内に隅々まで訴えながら、まだ取り組み中であり、まだ積み残した課題は引き続き国政で仕事をし、結論、結果を出せるように頑張っていきたい」と支援を求めた。
最後に「金子めぐみのふるさと議員ネットワーク」副会長の阿部銀次郎三条市議の発声で乾杯した。
報道陣の取材に対して金子氏は希望の党について「4区に限らず全国的に新しい動きがあることを脅威として受け止めている」とし、希望の党が安全保障、憲法改正で相容れない候補者は公認しないと伝えられていることについて「それまでの主張、政治スタンスが4区についてはどうなっていくのかが気になるところ」と話した。