第37回燕青空即売会が8日、ことしも燕市物流センターのメーンの通りで開かれ、好天にも恵まれて昨年より4,000人多い59,000人(主催者発表)の買物客でにぎわった。
燕市の地場産業が扱う製品や燕産地のPRを目的に開いており、キッチンウエアやハウスウエアを中心に園芸用品、家庭日用雑貨などのメーカーと商社が、半端物や型落ち商品を破格値で販売する集積地の燕ならではの催しで、毎年、県内外から大勢の買物客が訪れている。ことしは、37社・団体が出店。あわせて同時開催のツバメルシェに39店が出店した。
「青空即売会」の文字通りの青空が広がったこの日、これまでより30分繰り上げての開催だったが、ことしも開始前から続々と買物客が訪れた。会場の通りは午後になっても人で埋まり、両脇にテントを張って並べられた商品を見るのもやっとというくらいの賑わいだった。
鍋やフライパンが500円や700円、高級スプーンやフォークなどのカトラリーも5本100円や1本300円などで並び、まとめ買いをする買物客は「これ3つ買うからまけられない?」、終了間際のほうき80円、圧力鍋半額の最終価格にも「もう一声!」と値段交渉の声もあちこちで聞こえた。