5日から8日までの「燕三条 工場の祭典」の公式レセプションとして6日午後7時半から三条市金子新田967、株式会社テーエムの工場内で昨年に続いてプロギタリスト坂本夏樹さんを迎えて「奏でる工場」が開かれる。
燕三条地域の名だたる工場を開放する工場の祭典はことしで5年目になるが、2015年の工場の祭典で三条市内のヤマトキ製作所とテーエムが連携して金属製のギターピックを作るワークショップを行った。そのピックがたまたま坂本さんの手に渡ったのがきっかけで昨年、「奏でる工場」が実現した。
坂本さんが書き下ろしの曲を用意してギターを弾きながら歌い、関係した三条市内の企業の経営者や子どもたちがドラム缶など向上にあるものを打楽器にして共演。2日間公演で2日間とも工場に入りきらないほどの来場者があり、大成功だった。
ことしは1日限りの開催。坂本さんはロックバンド「チリヌルヲワカ」に在籍した経験があり、今はNMB48を卒業した岸野里香さんをボーカルにしたロックバンド「Over The Top」のギターとしてことし5月31日にメジャーデビューを果たした。
坂本さんは「音楽だけではない、みんなで楽しめ、みんなに参加してもらえるパートも今回も入れている」と言う。ことしは「三条凧囃子」を坂本さんのアレンジで聞かせるのが目玉で、想定以上にいい感じに仕上がっている。「昨年はグラインダーの火花が好評だったの、ことしはもっと派手にしようかと」、「4部構成にしてコール&レスポンスもある」とアイデアを練っており、あとは当日のお楽しみだ。
入場料は500円、中学生以下は無料。問い合わせは実行委員会のテーエム(0256-33-1200)へ。