「タミヤ」ブランドのニッパーも手掛ける株式会社マルト長谷川工作所(長谷川直哉代表取締役社長・三条市土場)は、「燕三条 工場の祭典」として7日、同社で「第5回親子でミニ四駆作って走らせようぜ!! in 工場の祭典」を開き、工場見学のほか、ミニ四駆製作ワークショップやミニ四駆レースなどを行う。
7日は午前9時から正午までと、午後1時から4時まで工場見学を行い、その一方でミニ四駆ワークショップ、ミニ四駆レース、コンクールデレガンスを行う。完成品プラモデルやラジコンの展示も行う。ワークショップは午前10時から午後3時半まで行い、ミニ四駆キット1個と単三電池2本付きで参加費1,000円。定員は午前と午後で先着20組ずつで、工具は会場にも準備する。
ミニ四駆レースは午後1時から行い、無料で参加できる。ワークショップで製作したマシン限定のワークショップクラスと持ち込みマシンでも参加できるオープンクラスの2クラスあり、各クラス優勝者には賞品をプレゼントする。
コンクールデレガンスはミニ四駆の装飾を競うコンテストで、午前10時から午後2時半まで行う。製作ワークショップの参加者で寄贈クラスと、持ち込みマシンによる上級者クラスの2クラスに分けて審査し、各クラスの優秀賞には豪華賞品をプレゼントする。
同社は「燕三条 工場の祭典」が始まったときからミニ四駆イベントを行い、ことしで5年目になる。このイベントをきっかけにznug design(ツナグデザイン)取締役のデザイナー根津孝太さんと三条市の接点ができて三条市と業界、根津さんらが取り組む「LOVE SANJOプロジェクト」がスタートし、根津さんは三条ものづくり学校を拠点に2015年に発足した燕三条ミニ四駆大学の学長に就くなど、結果的に起爆剤ともなっている。
前日6日は、全長は約110mにも及ぶコースの準備を行った。近郷では最長クラスのコースでもあり、ミニ四駆ファンの集結に期待している。