三条市仏教会では9日(月・祝)午後2時半から三条市中央公民館で第46回仏教文化講演会を開き、ドイツ生まれで兵庫県美方郡新温泉町・曹洞宗安泰寺住職のネルケ無方氏から「仏教とキリスト教 ドイツ人禅僧の“二つの魂”」をテーマに聞く。
ネルケ無方氏は1968年ドイツ生まれ。幼い頃に母と死別、人生に悩む。16歳で坐禅と出合い、禅僧になる夢を抱く。1990年に留学生として来日、初めて安泰寺に上山。1993年にドイツの大学院を中退、出家得度した。
大阪城公園での「ホームレス雲水生活」を経て、2002年から安泰寺の住職に。国内外の雲水の指導のかたわら執筆と講演活動を行っている。著書は『迷える者の禅修行』など数多い。
申し込みは必要なく、聴講したい人は直接、会場で出向く。入場無料。