ことしで設立20周年になった一般社団法人燕三条青年会議所(関義実理事長)は8日、初めて燕三条人間力大賞表彰を行い、8人を表彰。そのうち有限会社永塚製作所社長の能勢直征さん(49)が来場者の投票による市民賞に輝いた。
燕三条青年会議所の「誕生の日」イベントとして8日、燕三条地場産業振興センターで行われた燕三条コンファレンスのなかで燕三条人間力大賞の表彰を行った。人間力のあふれる人財を知り、その使命感や志の高さにふれることでまちづくりに対して当事者意識をもつことを目指すもの。日本青年会議所は1987年から人間力大賞の表彰行っており、その燕三条版ともいえる。
推薦などで17人のエントリーがあった。一次審査を行って8人の受賞者を決めた。表彰式では受賞者がひとりずつ順にプレゼンテーションを行い、見学に訪れた市民ら100人ほどが最も素晴らしい活動を行っていると思う受賞者1人に投票し、最も得票の多かった能勢さんを市民賞に決め、それぞれ関理事長から賞状を手渡した。
能勢さんは自社製品のごみ拾い用トング「MAGIP」を生かし、おしゃれで楽しいごみ拾いを提案、実践し、趣味のサーフィンから環境問題にも取り組んでいる。そのほかの大賞受賞者は次の通り。敬称略。