伊吹文明前衆院議長が14日、衆院選新潟4区に入り、午前9時から三条市・コメリホームセンター 三条生活館で立候補者の応援演説を行い、支持者ら約100人が集まった。
伊吹氏は街宣車の前で演説した。伊吹氏は解散の理由を「平和を守ってきた防衛政策、外交の基本的な姿勢がこのままでいいかどうかということを皆さんにしっかりと裏書きするというか、お認めいただいて自信をもって北朝鮮とも米国とも中国とも交渉しなければならない」と話した。
「戦後70年、1度も戦争に巻き込まれなかった。1人として国民の命が戦争で失われなかった」と自公連立政権の防衛政策の成果を強調した。さらに「民進党にいた人がみんなプラカード掲げて安保法政反対、反対と言って大暴れしたんでしょ。その人たちがどうも人気がないからというので小池百合子に頭を下げて安保法制をこれから守りますと言って出て行った人たちが希望の党」。出て行ったのは無所属か立憲民主党へ行き、「その人たちをいちばん北朝鮮と近い思想である共産党の諸君が応援するというのが今回の選挙の構図」と野党を批判した。
また、下手をすると自民党の代議士がいなくなると危機感を募らせ、新潟4区についても「5人、10人と知り会いに声をかけ、どうしても東京へ送り返すという気持ちでやればなんとかなる」と支援を求めた。