第13回三条市美術展(市展)が14日から18日まで三条市厚生福祉会館で開かれており、初日14日は好天に恵まれて午前だけで500人が来場してにぎわった。
応募は日本画23、洋画71、彫刻5、工芸15、書道78、写真74の6部門合わせて266点。9日に審査を行って入選以上になった213点と審査員出品6点の計256点を一堂に展示している。
2階ギャラリーには「わくわく文化未来塾」の子どもたちの書道、陶芸、生け花の展示コーナーも併設、三条市の未来の文化を担う子どもたちの元気な作品も展示している。
部門ごとに行っている審査員による作品鑑賞会の時間に合わせて来場する市民も多い。14日は4部門の作品鑑賞会が行われ、洋画の部の作品鑑賞会には約40人が参加。審査員の鶴巻加代さんはいったん作品鑑賞会が終わったあとも「解説してほしい作品があったら教えてください」と気軽に質問に答え、来場者は「自分で見ているだけじゃわからないことを教えてもらえて何倍も作品を楽しめる」と話していた。
午前9時から午後6時まで開場、最終日は3時半まで。15日の作品鑑賞会は午前10時から11時まで菅家令子さんによる写真の部、午前11時から正午まで高橋 純一さんによる工芸の部が行われる。