21(土)、22(日)の2日間開かれる燕市中央公民館文化祭にあわせて21日午後1時から同公民館で燕市の水道の塔の講演会、続いて2時半から見学会が開かれる。
燕の水道の塔を愛する会と燕市教育委員会が主催。講演会は、長岡造形大学の平山育男教授が「浄水場と配水塔−燕の配水塔」をテーマに1時間、講演する。
平山教授は工学博士で造形博士、専門分野は建築史。日本の近代水道施設に関する研究が顕著で、主な著書に「配水塔」がある。燕市の水道の塔をはじめ、長岡市旧配水場、三条市大崎浄水場の文化調査も手掛け、燕の水道の塔は「燕市旧浄水場配水塔」として2013年6月に国の登録有形文化財に登録されている。
見学は2時半から4時半まで塔内部を4階まで見学できる。小学校3年生以下やハイヒール、サンダルばきは1階だけの見学になる。
講演会は定員50人で、いずれも参加は無料。参加したい人は直接、会場へ出向く。問い合わせは燕市教育員会社会教育課(電話:0256-63-7002)へ。