花菖蒲まつり実行委員会は17日、6月に三条市しらさぎ森林公園で開催した「花菖蒲まつりフォトコンテスト」の表彰式を行い、グランプリの三条市・梨本清一さん(81)をはじめ入賞者9人を表彰した。
同公園でハナショウブの開花時期にあわせて毎年、開催されている「花菖蒲まつり」のフォトコンテストで、3回目。今回は、6月11日から25日の花菖蒲まつり期間中に撮影した作品を募集し、22人から58点の作品が寄せられた。
審査は、三条カメラ商組合のアドバイザーのアドバイスを受けたあと、同実行員会で審査を行い、グランプリ、花菖蒲賞、ホタル賞、三条カメラ商組合賞を各1点、入選5点の計9点を決めた。
午後1時半から、三条市矢田、日帰り天然温泉施設・森の湯小屋 さぎの湯「しらさぎ荘」で表彰式を行い、7人が出席。同実行委員会の伊東弘一実行委員長から、一人ひとりに賞状と賞品を手渡し、入賞の4点には賞金も贈られた。
梨本さんの撮影したグランプリ作品のタイトルは、『内緒のはなし』。黄色と紫色のハナショウブの向こうで、少女2人がお話をしている様子をとらえた1枚。
梨本さんは、同フォトコンテストには最初から3回目の応募。「ことしは、黄色い花が咲いていると聞き、ぜひ撮りたいと狙いを定め、2人の孫を連れて出かけた」。「グランプリはうれしいですね」と喜んだ。
グランプリ作品は、翌年の花菖蒲まつりのポスターに使用される。
また、受賞作品9点(六ツ切りサイズ)は、31日までしらさぎ荘に展示され、その後、市役所庁舎、道の駅「漢学の里 ただ」や「庭園の郷 保内」で展示の予定だ。入賞作品と受賞者は次の通り。敬称略。
【グランプリ】▲「内緒のはなし」 梨本清一(三条市)
【花菖蒲賞】▲「ビオトープ2」坂上久夫(加茂市)
【ホタル賞】▲「ホタル舞う」伊藤昇(三条市)
【三条カメラ商組合賞】▲「水辺にたたずむ」高橋晃(三条市)
【入選】▲「花菖蒲と競争」手島岱月(田上町)▲「初夏の宵」本間良雄(燕市)▲「花に誘われて」山本洋子(三条市)▲「見事な花盛り」春日芳雄(三条市)▲「清楚な輝き」佐藤久敬(見附市)