加茂市とJAにいがた南蒲は19日、JAにいがた南蒲須田地区選果場=加茂市=で、グルメゆうパック「加茂の梨 新高(にいたか)」の出荷式を行い、郵便局が旬の味覚を家庭に頒布するカタログで全国から受け付けた約4,400箱のナシ「新高」を出荷した。
「新高」は大玉のナシで、果実は700グラム前後の重さがあり、大きいものは1キロ近くにもなる。みずみずしい甘さとさわやかな歯ごたえが特徴。
県内有数の果樹産地である加茂市産の「新高」は、2001年に「グルメゆうパック」の商品に採用され、現在は、郵便局の12カ月頒布会のカタログ「信越ふるさと会:旬のあじわい味だより」の10月の商品の1つとして掲載されている。
ことしも、「新高」6玉4キロ入りのコースとして注文を受付け、全国から4,387箱の申し込みがあった。この日と23日の2回に分けて発送する。
出荷式では、小池清彦加茂市長、JAにいがた南蒲の笠原一成経営管理委員加茂地区委員長、来賓の日本郵便(株)加茂郵便局の白井部長、JA関係者、、生産者、JAにいがた南蒲のオリジナルキャラクター『梨之助』が出席。あいさつのあとテープカットを行い、出荷を祝った。
さらに、「新高」を積み込んだトラックを前に、ドライバー2人に花束とナシ「新高」を贈った。列席者全員で出発するトラックに手を振り、楽しみにしている消費者のもとに無事に届けてほしいと願った。