衆院選新潟2区の細田健一氏 思わぬ大差に「驚異的な数字」 (2017.10.23)

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衆院選新潟2区の自民前職、細田謙一氏(53)は、当時は民主党だった前職の鷲尾英一郎氏(40)にわずか102票差で競り勝ったが、今回は無所属となった鷲尾氏に1万6千票を超える大差で敗れたものの、比例区で復活当選した。

午前1時半過ぎに燕事務所を訪れた細田氏、隣りは妻晴子さん
午前1時半過ぎに燕事務所を訪れた細田氏、隣りは妻晴子さん

細田氏は柏崎市の選対事務所で開票を見守った。燕市の細田陣営は燕市・萬会館に数十人が集まった。日をまたいだところで比例復活当選の連絡が入り、細田謙一燕後援会の小田島藤吉副会長の音頭で万歳三唱し、細田氏に代わって妻晴子さんが祝福を受けた。

その後は役員など10人ほどが細田氏の燕事務所で待ち、午前1時半過ぎにようやく細田氏が姿をあらわした。「私の不徳のいたすところで申し訳なかった」とわび、1万6千票差には「非常に驚異的な数字」と話した。

比例復活当選の知らせを受けて細田氏の到着を待たずに一足早く万歳
比例復活当選の知らせを受けて細田氏の到着を待たずに一足早く万歳

一方、燕市では細田氏の16,545票に対し、鷲尾氏は24,629票とさらに大差をつけられたことに、後援会役員も細田氏にわびた。

ケンオー・ドットコムの取材に対して「ずっと相手を追いかける厳しい戦いだった」とし、「私のふがいなさと地元活動が後手に回ったということで、本当に支援者の方には非常に大きなご心配をおかけした」。敗因については「ひとつは野党共闘。社民党と組まれた。これは大きかった。もうひとつは捨て身の戦法」と分析した。


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