新潟2区に無所属で立候補して当選を果たした鷲尾英一郎氏(40)は22日、「あらゆる声を耳を澄ませながら受け止めて代弁して、このふるさとを守るため、徹底した活動を行っていきたい」、「これからも県民党として頑張ってまいりたい」と決意を示した。
鷲尾氏は、「自分が無所属で出ることになるとは、つゆほどは思わなかった」、「しかし、あえて無所属を選んで、皆さんに精いっぱい訴えて、党派をある意味、超えて、思いきり自分の主張を訴えることができた」と無所属で戦った選挙戦の厳しさと気兼ねなく戦えたことを振り返った。
「国会には緊張感が必要です。与党が巨大すぎる、野党が小さすぎる。常識的に考えてもう少し正常化した方がいい」という感覚を訴え、共感を得たのではないかと勝因を分析。「今回の総選挙で心底思いましたのは、皆さんの心をどうつかみ、そして皆さんの意見をどう聞いていくか、その重要さです」と述べ、多くの支援に感謝した。
自身に投票した人は「私に親身になって入れていただいた方ばかりではない」と謙虚に受け止め、「あらゆる声に耳を澄ませながら受け止めて代弁して、このふるさとを守るため、徹底した活動を行っていきたい」と話した。
さらに、安全保障の危機的な状況、少子化の危機的な状況、地域のにぎわいをどう取り戻すか、新潟の農業をどう盛り上げて守るかなどっていくのかなどの問題があり、「地元の課題に焦点を当て、その問題を少しでも前に進める。これからも県民党として頑張ってまいりたい」と無所属での新たな出発に決意を示し、「皆さん本当にありがとうございました」と深く頭を下げた。