25日午後、加茂市で車とぶつかった小学生の女の子が死亡する交通事故があり、車を運転していた女が現行犯逮捕された。
午後2時2分ころ、加茂市前須田地内の主要地方道長岡・栃尾・巻線で加茂市加茂新田、パート従業員石川裕見子容疑者(62)が運転する軽自動車と加茂市後須田、小学校3年生中澤愛瑠ちゃん(8)がぶつかった。中澤愛瑠ちゃんは病院に運ばれたが午後3時29分に脳損傷などにより死亡が確認された。
この事故で加茂署は軽乗用車を運転していた石川容疑者を過失運転致死傷の疑いで現行犯逮捕し、その後、過失運転致死に切り替えた。
事故があったのは、信濃川に架かる加茂大橋の東詰めから国道8号方向に向かって2つ目の交差点。横断歩道はあるが信号機はない。中澤愛瑠ちゃんが主要地方道長岡・栃尾・巻線を横断していたところ、加茂大橋に向かって走行してきた石川さんが運転する軽乗用車が、中澤さんの右方向からぶつかった。
中澤愛瑠ちゃんは、同級生2人と一緒にいて同級生にけがはなかった。近くに中澤愛瑠ちゃんの自転車があったが、自転車に乗っていたか、また横断歩道を渡っていたのかなどはわかっておらず、詳しい状況や事故の原因、死因などは調査中。中澤愛瑠ちゃんが通う小学校はこの日、新1年生の健診で給食後放課だった。
加茂署管内では、前日24日にもバイクを運転していた19歳の男性が転倒して死亡する事故があり、2日続けての死亡事故の発生だった。今年に入って交通事故の死者は2人で、昨年は1年間で1人だった。