三条市岩淵、内山農園(内山徳寿代表)は、24日から29日まで県央地域ではほとんど栽培されていない落花生の「収穫体験&詰め放題」を行っている。
午前9時ころから夕方ころまで予約制で参加できる。料金は1人800円。収穫体験と1キロ近く入る指定の袋への詰め放題を含む。小学生以下の体験は無料。
体験会場は、同農園のビニールハウス内。参加者は、軍手と長靴を用意する。雨降りでもできるが、台風などで中止することもある。期間中でも落花生がなくなったら終わる。
落花生の産地と言えば千葉県で、全国の生産量の8割近くを占める。それに次ぐ茨城県を含めると9割にも達する。県央地域で落花生はほとんどされておらず、生の落花生をめったに目にすることはない。落花生は開花後、「子房柄」と呼ぶ茎のようなものを地中に伸ばし、地中に実をつける。そんな落花生の姿を見られる貴重な機会だ。
内山農園で栽培した品種は、国産落花生では最高品質とされる「千葉半立ち(ちばはんだち)」。殻付きのまま塩ゆでなどにして味わうと、ほのかな甘みと素材の味を楽しめる。問い合わせや申し込みは、内山農園のフェイスブック、電話、ファクシミリ、メールなどで受付けている。