26、27日と燕三条地場産業振興センターで開かれた「燕三条ものづくりメッセ2017」が閉幕。2日間で延べ11,267人が来場し、昨年の8,651人を30.2%、2,616人も上回る大盛況だった。
昨年は1日目は5,059人でことしと大差なかったが、2日目は雨降りだったこともあって3,592人と失速した。それに対してことしは1日目5,354人、2日目はそれを上回る6,112人が来場した。
昨年は2日間とも午前10時から午後5時まで開場したが、昨年は2日目の終盤が閑散としたことから、ことしは2日目は午後4時までに1時間、短縮した。それにもかかわらず1日目より来場者が多く午後2時を過ぎてもまだ続々と来場し、中国からの経営者と思われる約30人の団体も訪れた。
「日本海側最大のものづくり系展示会」を旗印に燕三条ものづくりがスタートしてことしで4年目。2014年の第1回は5,354人が来場した。その前身だった「ものづくりフォーラム」は毎年千人前後の来場だったので、規模の大きさには関係者も驚かされた。4年目にしてその2倍を超え、1万人の大台を突破したことは、誰にもわかりやすいメルクマールを達成したと言える。
来場者数の増加の理由のひとつは、2日間とも好天に恵まれたことがあったのは間違いない。さらに年々、認知が高まっていることや報道が多かったことなどがあるようだ。