三条中央ライオンズクラブ(土田正樹会長・会員83人)は20日、三条市総合運動公園芝生広場に設置した案内看板とベンチ5基を三条市に寄付した。
案内看板は「道心坂 トリムの森 自然観察案内板」で、芝生広場北側の駐車場入り口付近に設置した。地図上にトリムの森や道心坂の散策コース、カタクリ群生地やオオヤマザクラ並木などを記した。「ゴミ・空缶は持ち帰りましょう」など入山者への注意を呼びかける文言もある。
ベンチは茶色のプラスチック製で、おとな3人がゆったり座れる。芝生広場にはあまり日陰がなく、同クラブの社会福祉委員会の提案で木陰に設置した。案内看板とベンチの設置にかかった事業費は約70万円だった。
三条中央ライオンズクラブは、2000年に結成35周年の記念事業で同公園に100本のサクラの苗木を植えて以来、毎年のようにテーブルや東屋の設置、ソメイヨシノの植樹などの寄付を行っており、これまでの寄付は総額で約850万円にのぼるという。寄付のほかに公園内の清掃活動も行っている。
20日は土田会長から若山裕副市長に目録を手渡し、案内看板の除幕も行った。