「西本成寺有志会」(石田節雄会長)は3日、会員や地域の交流の場になればと西本成寺集会所で「ふれあい作品展」を開き、盆栽や写真など会員の作品展示、布絵本の読み聞かせなどを行う。
同会は、三条市西本成寺地区を中心とした有志でつくるボランティアグループで、会員は西本成寺地区を中心にした24人。20年近く前から地域のごみ拾いや側溝の泥あげ、本成寺保育園の冬囲いなどのボランティア活動を地域の防犯組合の元組合員有志で行っていたのが始まり。
作品展は、2015年に開いた盆栽展が始まりで3回目。最初は、盆栽を趣味とする人の発表の場を設けて、同じ趣味をもつ人の交流の場の提供になればと盆栽展を開いたが、盆栽以外にも幅広く趣味や特技を持つ人も多いことから、ジャンルを広げて開催している。
今回は、会員を中心に約20人が出品。盆栽や彫刻、書、写真、押し花、絵画、手作りバッグ、パッチワークなどの作品を展示した。
なかには、1964年からら2007年までかけて制覇したという三条市西本成寺の村松弘さん(70)の百名山完登の幕や記念の写真などの展示もある。
作品展は、1日限りで午前10時から午後3時まで。会場は、本成寺の赤門前に建つ、西本成寺集会所。布絵本の読み聞かせは、午前11時から行う。同会では、大勢の人に作品を見てもらいたいと、来場を呼びかけている。