3連休初日の3日、県央地域は秋晴れに恵まれて観光地は秋の行楽客でにぎわった。新潟県内一の観光地、弥彦村は弥彦公園もみじ谷の紅葉と弥彦神社の菊まつりで周辺の道路が渋滞するほどのにぎわいだった。
3日の三条は10月中旬並みの20.7度まで気温が上がり、日なたは汗ばむほどの陽気だった。弥彦公園もみじ谷は紅葉が見ごろ前半。観月橋を中心に多くの行楽客が記念写真を撮るなどして赤や黄に色づいたモミジを記録と記憶にとどめていた。翌週半ばにも紅葉のピークを迎えそうだ。
弥彦菊まつりは1日から24日まで弥彦神社で開かれている。正式名称は新潟県菊花展覧会で、境内の参道沿いに約4千鉢ものキクの花が彩り、香る。呼び物の大風景盆栽のことしのテーマは「赤城山」。10月18日に100人を超す新潟県菊花連盟会員が花芽を挿して完成させた。花芽は多くが咲いて見ごろを迎えており、山頂付近に挿した白い花が咲き始めて冠雪した初冬の赤城山に風景を変えつつある。
弥彦村多目的施設「ヤホール」で秋のイベントが続々。直売所もみじの開設や3日から12日までモンゴルフェア2017が開催され、弥彦観光協会主催イベントもある。
モンゴルフェアで3日はモンゴルの移動式住所「ゲル」の設置が行われ、4日は午後1時からオープニングセレモニー、馬頭琴演奏、観光協会による芸妓手踊り、5日は午前11時から伊達皇輝キックボクシングパフォーマンスが行われる。