燕市は11月4、5日と都内で開かれた、農業体験からおいしい食の出会いまでを丸ごと楽しめる農林水産省主催イベント「JAPAN HARVEST2017丸の内農園」に初出展しました。
JR東京駅前の丸の内仲通り、行幸通りで開催されたイベント。ことしで6回目を数え、2日間で約14万人の来場がありました。
イベントはテーマ別に6つのエリアと特設ステージで構成され、食や農林漁業に関する学びや体験の約90のブースに出展がありました。
そのなかで燕市は、Sà la carte(サラカルト)ブースで展示されるカトラリーを提供するとともに、燕市としてもブース出展し、農商工連携で、燕のおいしい食と、おいしい食を演出するカトラリーやカップなどをPRしました。
「S? la carte(サラカルト)」の展示カトラリー提供
「S? la carte」とは、並べられた空っぽのお皿とカトラリーにスマートフォンをかざすと、そのお皿にマッチする料理写真とレシピ動画が楽しめる体験展示です。燕市内のカトラリーメーカー3社によるカトラリーが展示され、来場者の目を楽しませていました。
展示したカトラリーは、「SOPHY」(株式会社トーダイ)、「ICHI」(株式会社大泉物産)、「KAY BOJENSEN」(同)、「ミルトア」(小林工業株式会社)の4アイテム/3社です。
ブース出展
ブース出展では、燕の食材(飛燕舞[米]3合/おかず味噌/甘酒・5アイテム/3)やカトラリー(20アイテム/3社)、カップなど(7アイテム/4社)、キッチンツール(トングなど7アイテム/3社)を展示販売しました。
ブースでの一番の売れ筋はアルミ製の「アイスクリームスプーン」(有限会社アイデアセキカワ)。アルミ素材は熱伝導率が高いため、手の体温がスプーンの先まで伝わり、カチカチのアイスクリームがすくいやすくなるという優れもの。価格帯も手頃なため、多くの方が買い求めていきました。
また、試食を行ったおかず味噌(越後味噌醸造株式会社)は、南蛮・しそ・生姜と3種類のラインナップ。白いご飯や野菜に合う甘辛い味で、幅広い年代層の方に人気でした。
燕市としては、東京オリンピック・パラリンピックに向けた燕産品のPRに一定の成果を感じ、来年度以降の出展についても検討しているところです。