22日明け方の三条は、寒波に加えて放射冷却現象で厳しく冷え込み、気温はこの秋初めて氷点下の冬日となる−2.2度とまで気温が下がった。
この秋のこれまで最低気温は19日の0.3度だった。明け方は晴れて日差しがまぶしかったが、10時ころには早くも雲が空を覆った。気温は順調に上がって冷え込みは和らぎ、正午までの最高気温は6.7度だった。
明け方の冷え込みで霜が降り、木々の葉の縁には、ソルティードッグのグラスの縁についた塩のように白い霜がついた。三条市の北三条駅近くの中央市場ではこの日、二・七の定期市が開かれ、冷え込んだものの久しぶりの暖かい日差しに買い物客でにぎわった。この日が解禁日の西洋ナシ「ル レクチエ」もさっそく市に並んでいた。