脳科学者でテレビで評論家としてもおなじみの人間性脳科学研究所所長、澤口俊之氏を講師に「脳と食育」について聴く講演会「しみん食育と農業のつどい」が、12月17日(日)午後1時半から燕三条地場産業振興センター・リサーチコアで開かれる。
食と脳の連携協議会「三条まんま塾」(川瀬弓子会長)が毎年、暮れに開いている講演会。テレビ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)や『所さん!大変ですよ』(NHK)に評論家として出演し、人気だ。講演会では米飯、和食の良さ、子どもにはいろいろなものを食べさせると脳の発達にいいことなどについて話し、おとなも子どもにも役立つ内容で1時間半、講演する。
澤口俊之氏は1959年、東京都葛飾区の生まれ。北海道大学理学部生物学科を卒業、京都大学大学院理学研究科修士課程を修了する一方、日本学術振興会特別研究員ともなった。米国エール大学医学部神経生物学科でも学び、京都大学霊長類研究所助手、北海道大学で助教授、教授を務め、今は人間性脳科学研究所所長と武蔵野学院大学大学院教授に就く。
参加費は無料、定員300人で、要約筆記もある。参加申し込みや問い合わせは三条まんま塾事務局の三条市健康づくり課食育推進室(0256-34-5448)へ。また、保育ルームも設置し、保険料200円、定員10人で、利用したい人は12月5日までに申し込む。