江戸時代以来のブームともいわれる落語と、落語の発祥ともされる法話をセットにして体感するユニークな催しが、30日午後6時から三条市・真宗大谷派三条別院で開かれる。
落語を行うのは、落語研究会新潟県央のメンバーで新潟大学落語研究部OBでもある「運転し亭越後屋」さんと「世久利亭応契」さんのふたり。法話を三条別院の斎木浩一郎列座兼書記と森尻唯心列座兼書記のふたりが行い、2時間で終わる。
三条市中央公民館が平成29年度第3回「学びのカフェ」として企画した。学びのカフェは、中央公民館の講座を利用したことのない人からも利用するきっかけにしてもらい、参加者同志のつながりを深め、まちなかの資源を生かすといった目的で年に何回か行っている。これまで和菓子店や三条別院へ出向いて話を聞いて学ぶなどの取り組みを行った。
今回は落語がブームになっていることから、落語にスポットライトを当てることに。あわせて落語は坊さんのおもしろ話がルーツになっているとも言われることから、その両方を聞いて日本の古典芸能の魅力を楽しく学ぶ。参加は無料。問い合わせは三条市中央公民館(0256-32-4811)へ。