長さ9mののり巻き作り 「元気みがきたい」10周年特別企画で (2017.11.27)

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2008年度にスタートした燕市健康推進計画実践プロジェクト「元気みがきたい」が今年度で10年目を迎えたのを記念して24日、ギネスに挑戦の意気込みで長さ9メートルののり巻き、その名も「にこまき」作りに挑戦した。

「元気みがきたい」10周年特別企画で長さ9メートルののり巻き作りに挑戦
「元気みがきたい」10周年特別企画で長さ9メートルののり巻き作りに挑戦

燕市は08年3月に燕市健康増進計画「磨け!輝け!元気プランつばめ」を策定し、「病気予防」と「元気増進」の2つの視点に着目し、計画を推進するための市民による実践プロジェクトが「元気磨きたい」がスタートした。

テーマ別プロジェクトと登録プロジェクトの2種類のプロジェクトがあり、延べ登録者は初年度の87人から昨年度は548人に拡大。延べ活動参加者でも初年度の490人から昨年度は9,720人に達し、今年度は1万人の大台を目指す。登録者のほとんどは60歳以上で、今年度はテーマ別プロジェクトが18、登録プロジェクトが15に分かれて活動している。

ソーセージと野沢菜を巻く
ソーセージと野沢菜を巻く

今回の10周年を記念したイベントは、10周年プロジェクトが企画した。ふだんはプロジェクトごとに活動しているため、横のつながりが薄いことから一体感を高めようと、みんなで力を合わせて長いのり巻きを作ることにした。タイトルはどこかで聞いたような「10周年だヨ!全員集合!」。燕市保健センターで開き、80人近くが参加して、にこっち体操、10年の歩みスライドショー、さいころトーク、新規プロジェクトの報告などを行ってからのり巻き作りに挑戦した。

「にこまき」と名付けたのは、「元気みがきたい」のキャラクター「にこっち」から。「にこっち」は、それぞれ「みたい」、「ききたい」、「つたえたい」を表す3人が手をつないで笑顔で見上げているところを上から姿を初年度からの登録者がデザインしたもの。それを金太郎あめのように表現することにした。

ゴマで目、紅ショウガで口を作って「元気みがきたい」のキャラクター「にこっち」が完成
ゴマで目、紅ショウガで口を作って「元気みがきたい」のキャラクター「にこっち」が完成

ソーセージとその回りに野沢菜を置いてのり巻きにし、各自で切ったのり巻きを3つ並べてソーセージの上にゴマを載せて目、紅ショウガを載せて口を表現したら完成という手順だ。

2階の廊下に長テーブルを並べてラップの上に、のりを敷いてご飯、ソーセージと野沢菜を載せて準備完了。その長さは9メートル。昨年、熊本県の高校生が長さ2844メートルの巻きずしを作ったが、それも長さ約10メートルののり巻きを約250本つないで作ったもので、9メートルという長さは一度に巻く長さではギネスレベルだ。透明の手袋をつけて横に並び、「せーの!」でいっせいにラップを持って丸めて一気に巻き上げた。

自分で完成させた「にこまき」を掲げて記念写真
自分で完成させた「にこまき」を掲げて記念写真

次は各プロジェクトの代表が「にこまき」の前に並び、「10周年おめでとう」の拍手のなか、赤い紙の花を付けた包丁でテープカットならぬ“のり巻きカット”を行った。

参加者は切ったのり巻き3本ずつと豚汁を受け取り、みんなそろったら「いただきます!」。10周年プロジェクトのメンバーは「ちょっとテンション上がったよね」、「ソーセージを使ったアイデアが良かった。ソーセージの味も懐かしかった」と結果に大満足だった。

10周年プロジェクトをはじめ「にこまき」作りに協力したプロジェクトのメンバー
10周年プロジェクトをはじめ「にこまき」作りに協力したプロジェクトのメンバー

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