27日の三条は最高気温8.4度で12月中旬並みの寒さだったが、日中は久しぶりに青空が広がった。
前夜は雨で明け方の最低気温は4.8度。明け方は曇りだったが、しだいに青空が広がって昼前には抜けるような秋晴れになった。日照時間は午後4時までで5.8時間あり、日照時間が5時間を超えたのは13日の8.2時間以来2週間ぶりだった。
気温は低くても日なたはぽかぽか。三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」では、近所の飼いネコの遊び場になっている。そのうちの1匹、なぜか「山田」と呼ばれているネコは、「ステージえんがわ」の軒下の日の当たる場所に陣取り、ぼーっと目を細めたり、毛づくろいしたりと久しぶりの日差しを全身で味わっていた。
この日は「ステージえんがわ」向かいの中央市場では二・七の定期市が開かれ、こたつを使っている出店者が多かった。座って豆炭を入れた箱に日差しを入れて毛布などをかけるだけのシンプルなひとり用豆炭こたつだ。
代官島から出店している農家のお母さんは「ことしこたつを出したのは2回目。ばかあったけよ。」とぬくぬくで客を待っていた。