28日はさわやかな青空が広がり、三条は気温が11月上旬から中旬並みの14.6度まで上がる小春日和だった。
明け方は放射冷却現象もあって氷点下に迫る0.2度まで気温が下がったが、強い日差しを受けて気温はぐんぐん上昇。最高気温の14.6度は平年より3度以上高かった。朝のうちのは雲ひとつない青空だったが、昼ころから薄雲が広がった。
三条市森町地内のハクチョウの飛来地にある「白鳥の郷公苑」の観察室は、今シーズンは18日からオープンしている28日は午前11時ころで約50羽のハクチョウが五十嵐川で羽を休めていた。太陽がいちばん高くなっても影は長いが、日差しを受けてキラキラと輝く水面を漂うハクチョウも気持ち良さそうに見えた。
周辺の山々の紅葉は色あせ始め、粟ヶ岳(標高1,292m)の山頂はすっかり雪に覆われてまぶしいくらい白く輝いて見え、冬本番は近い。