鈴木力燕市長は29日、定例記者会見を行い、図書館蔵書の学級文庫パックのスタート、東京ヤクルトスワローズ主力選手による小学生野球教室の開催、長野五輪スピードスケート500mで金メダルの清水宏保氏による講演会、燕市のマンホールカード誕生など10項目を発表した。
学級文庫パックは市内小学生から「市長への手紙」で「学校でも図書館の本を自由に読みたい」と希望あったのを受けて、図書館の蔵書をセットにして学校に貸し出す。低学年用、中学年用、高学年用を分け、読書を楽しめるような読み物を中心に選書した30冊ていどをセットにした学級文庫パックをつくり、学校からの申し込みを受けて図書館から学校へ貸し出すもので、21日にスタートした。
学級文庫パックにない本でも小学校からリクエストがあれば貸し出す。鈴木市長は「ここに至るプロセスが大事」と、小学生の勇気をもって「市長への手紙」を出した願いが実現し、形になったことを喜んだ。
東京ヤクルトスワローズ主力選手による小学生野球教室は、12月9日午前9時から正午までスポーツランド燕で「つばめ野球クリニック」として開く。スワローズから昨年に続いて石川雅規選手と雄平選手、それに加えて中村悠平選手が参加する。さらに午後2時から3時まで分水公民館で同じ3人をゲストにトークショーを行う。入場は無料だが入場整理券が必要で、11月30日正午から燕市役所地域振興課と燕市体育センターで1人2枚まで配布する。
スピードスケートの清水宏保氏による講演会は、来年1月20日午後2時から燕三条地場産業振興センター・リサーチコアでスポーツ指導者研修会として開く。定員200人、受講は無料。
燕市のマンホールカードは、下水道広報プラットホームによるマンホールカード第6弾が12月9日に全国64自治体の66種が新たに発行される。そのなかで燕市にある4種類のデザインのマンホールのふたのうち、旧分水町時代から使われているふたが採用された。
12月9日から道の駅「国上」で無料配布し、発行を記念してマンホール缶バッジを先着100人にプレゼントする。三条市のマンホールカードは燕市より早くことし8月1日導入の第5弾で発行されたが、そもそも申請は燕市の方が早く、晴れて燕市も採用になった。発表項目は次の通り。