旧県立燕工業高校の校舎を活用した「燕北多目的武道場」の供用開始に先立ち、28日(日)午前9時から燕北多目的武道場でKARATE2020アンバサダーを務める長岡市の天才空手少女、高野万優(まひろ)選手(11)をゲストに迎えてオープニングイベントが行われる。
オープニングイベントは午前9時から式典、9時半から開発中のアスリート弁当紹介、9時45分から武道演武を行う。武道演武は、太極拳をつばめ市太極拳連合会、少林寺拳法を燕少林寺拳法スポーツ少年団、合気道を燕市合気道協会、空手を高野万優選手、山梨学院大と国士舘大の空手道部の選手、燕市出身の永田大貴選手(日大空手部卒)が披露する。
高野選手は昨年の全日本少年少女空手道選手権で5連覇し、大手スーパーのテレビCMや海外ミュージシャンのプロモーションビデオにも出演。2015年には2020東京五輪・パラリンピックの認知拡大を図るKARATE2020アンバサダーに就任。同じ年に燕市体育センターで開かれた燕市武道祭でも招待演武を行っており、それから約2年ぶりに燕市での演武になる。
10時25分からアスリート弁当試食会、11時から燕市内の空手教室に通う小学生から高校生を対象に空手教室を行う。講師は永田大貴選手と山梨学院大空手道部の渡辺ほのか選手、馬場ひかる選手、大内郁美選手、そして国士舘大空手道部の酒井大輔選手が務め、午後0時半に終わる。
燕北多目的武道場は、旧県立燕工高の一部をリノベーションし、空手などの武道から健康体操まで幅広く使える多目的武道場。鉄筋コンクリート造2階建の建物うち1階西側約660平方メートルをリノベーションして2月1日に供用開始する。使用料は1面30分あたり200 円で更衣室とシャワー備える。午前9時から午後9時30分まで開館する。
また、アスリート弁当はスポーツ交流を盛り上げるために開発を進めているもので、2000年のシドニー五輪陸上10,000mで15位になったオリンピアン初の管理栄養士、高橋千恵美さんが監修している。