ことしは戊辰(ぼしん)戦争(1868-69)終結から150年の節目であることちなみ、福島県只見町・只見振興センターで20日午後1時から「知られざる“南会津”戊辰セミナー〜150年たった今、戊辰戦争が南会津に遺したものを考える〜」が開かれる。
主催は福島県南会津地方振興局と奥会津只見戊辰150周年記念事業実行委員会。セミナーでは戊辰(会津の戦)についての全体概要の話から、奥会津博物館研究員の渡部康人さんが「南会津の戊辰戦争」をテーマに講演する。
さらに「戊辰戦争が南会津に遺したもの」をテーマにパネルディスカッションを行い、コーディネーターを福島県南会津地方振興局企画商工部の伊藤裕幸副部長、パネリストを渡部さんと奥会津只見戊辰150周年記念事業実行委員会の飯塚恒夫会長、JR東日本発行の新幹線車内サービス誌『トランヴェール』の2017年11月号で特集「会津軍、奥会津で奮闘す!」を執筆したフリーライターの高橋盛男さん、只見町河井継之助記念館ガイドの五十嵐アツ子さんが務める。3時に終わる。
ことしは戊辰戦争終結150年の記念事業がゆかりの地で計画されており、古くから八十里越で南会津と結ばれていた三条市でも記念イベントを検討している。
今回のセミナーは定員150人、入場無料。参加申し込みや問い合わせは福島県南会津地方振興局企画商工部(電話:0241-62-5207、ファクシミリ:0241-62-5209、電子メール:iju-minamiaizu@pref.fukushima.lg.jp)へ。