三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)では、ことしも14日夜から15日明け方にかけて奉納されたろうそくをともし続けて所願成就を祈る小正月の行事「献灯祭」が行われる。
午後7時から拝殿で神事を行い、奉納された拝殿に並ぶろうそくに点火。続いて八幡宮拝殿裏手にある金山神社でも同様に神事を行ってからろうそくに点火する。
13日は−8.4度まで気温が下がり、気温が氷点下のままの真冬日だったが、それと比べれば14日は冷え込みが和らぐ予報とはいえ、新潟の朝の最低気温は−1度、日中の最高は3度。天気はくもりのち晴れで、夜は荒れなさそうだ。
13日の八幡宮は、11日の大雪で境内が雪に覆われているものの、きれいに除雪されているので参拝に障害はない。拝殿にはろうそくを載せる台座が並んだ。狛犬(こまいぬ)は歌舞伎の連獅子のように雪が頭に積もって真っ白になり、手水舎の水には氷が張っていた。