14日の明け方最低-8.0度で前日の-8.4度に次ぐ今冬2番目の厳しい冷え込み (2018.1.15)

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14日の三条市は、未明の積雪が今冬最深の82センチを記録した。日中は青空が広がったが、三条の明け方の気温は-8.0度まで下がり、前日13日の-8.4度に次ぐこの冬2番目の厳しい冷え込みだった。

消雪パイプがあっても路肩に残った雪で幅員が狭くなっている一ノ門付近
消雪パイプがあっても路肩に残った雪で幅員が狭くなっている一ノ門付近

毎正時の観測値で12日午後3時から続いた氷点下は、午前10時の0.0度で43時間ぶりに脱出した。しかし最高気温2.8度にとどまり、午後5時の1.3度が6時には-3.3度と1時間で一気に4度も下がって再び氷点下に戻った。

夜になって再び氷点下になると気温は大きく上下し、午後8時の-1.2度が9時には-7.6度と1時間に6.4度も下がったかと思えば続く10時には-3.3度と4.3度も上がった。夜遅くになると気温よりも井戸水の水温の方が高くなり、燕市井土巻2地内の井土巻二丁目交差点は、近くを流れる雪を溶かすための井戸水から湯気が上がり、霧のように立ち込めていた。

雪がざらめ状になった新保地内の道路
雪がざらめ状になった新保地内の道路

三条市消防本部南分遣所の観測では、前日13日の夕方から降り始めた雪で積雪は増えて14日午前3時にピークの82センチに達し、11日夜の79センチを上回るこの冬最高に。午前9時80センチ、午後5時は12センチ減の68センチだった。

昭栄大橋は道路の真ん中に中央分離帯のように雪が残る
昭栄大橋は道路の真ん中に中央分離帯のように雪が残る

三条市の市街地では、前日よりい除雪が進んだところもあるが、圧雪やざらめざらめ状の雪にハンドルをとられる場所もある。消雪パイプが敷設された道路は、アスファルトが見えているが路肩に残った雪で道幅が狭くなっているところがほとんど。細い道では、車同士のすれ違いができない通りもある。

歩道が雪で覆われているため、歩行者が車道を歩いているとこもあり、通勤、通学時には歩行者もドライバーも注意が必要だ。

井土巻二丁目交差点は近くの井戸水から上がる湯気で霧のように
井土巻二丁目交差点は近くの井戸水から上がる湯気で霧のように

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