11日からの大雪に伴い、三条市は翌12日に早くも市内2カ所に雪捨て場を開設。晴れ間の広がった15日もトラックやダンプカーが次々と雪を運び込んでいた。
雪捨て場は降雪状況によって毎年、開設している。この冬は12日に昨年と同じく三条パール金属スタジアムの西側と下田大橋下流左岸側の2カ所に開設した。いずれも午前9時から午後4時半まで利用できる。
雪捨て場に持ち込めるのは、雪だけで、土砂やごみ、建設廃材などが混ざらないように注意する。個人も利用できるが、係員がいる場合はその指示に従い、係員が重機などで場内整備を行っているときには、十分に注意する。
三条市内では15日になっても幹線道路以外では、路肩に残った雪で道幅が狭くなったり、道路状況の悪い状態が続いているところが多く、この日もあちこちで渋滞が発生した。
三条市では、一斉除雪など従来の除雪が終わったあとも、道路拡幅や圧雪はぎを除雪業者に指示しており、降雪も一段落した前日14日から15日にかけても、切れ目なく雪が運びこまれていた。
気温が低いために除雪車でも歯が立たない圧雪もあり、回復に時間がかかっているところもある。15日も、夜間に除雪を行う地域がある。