1月10日の「110番の日」にちなんで燕署(藍澤洋一署長)は18日午前10時から燕市立燕北幼稚園(長谷川等園長・園児25人)で「110番教室」を開き、「いかのおすしダンス」をみんなで踊るなどして楽しく犯罪に合わないための約束事を学んだ。
毎年「110番の日」にあわせて管内で子どもを対象にした110番教室を行っており、昨年は燕西小で行った。今回は燕署から燕北幼稚園を対象に「いかのおすしダンス」を提案した。
「いかのおすし」は、不審者に会ったときの対応を10年以上前に警視庁と東京都教育庁が標語にしたもの。「いかない」、「のらない」、「おおきな声を出す」、「すぐ逃げる」、「しらせる」の頭の文字をくっつけて「いかのおすし」。子どもたちにも覚えやすくそれを歌とダンスにした「いかのおすしダンス」もつくり、動画を公開している。
園児は全員が自分で塗り絵したイカの面を頭に着けて参加した。燕署員もイカの面を着けてイカのイメージで白い衣装。県警マスコットキャラクターのひかるくんとひかりちゃんも参加した。
ダンスは園児が踊りやすいように幼稚園教諭がアレンジした。歌詞には標語が読み込んである。1回しか練習していないのに、園児はしっかり踊りを覚えていて、声をそろえて標語を大きな声で歌った。
ほかにも2人の園児が不審者役の署員に対し「行かない!」と断る練習やみんなで「助けて!」と叫ぶ練習も行い、遊び感覚で自分の身を守る方法を身につけた。