燕市は2月3日(土)午前9時45分からステンレスしぼりの株式会社神子島製作所(燕市小関)で2回目の企業とタイアップしたアイデアソンイベント「TSUBAMEHACK ! × 神子島製作所」を行うので参加者を募集している。
アイデアソンはアイデアとマラソンを組み合わせた造語で、長い時間をかけてアイデアを出し合うイベント。神子島製作所の神子島吉久代表取締役社長を講師にイベントの内容のレクチャーや工場見学のあと、チームに分かれてアイデアソンを行う。
「神子島製作所の製品開発に向けたアイデアソン」をテーマに、チームごとに端材やボール紙を使ってアイデアを元にした試作品を製作する。各チームに神子島製作所の社員も入り、簡単な溶接や研磨もできる。
最後に発表、フィードバックで、完成した試作品のプレゼンテーションと総評を行う。審査員は神子島社長とマガジンハウスのウェブマガジン「コロカル」編集長の及川卓也氏、石けんのOEMから自社製品に転換してOEMの業績も伸ばした木村石鹸工場株式会社代表取締役社長の木村祥一郎氏、プロダクトデザイナーでアプリ開発も行うシャープ株式会社ブランディングデザイン本部UXデザインスタジオ部長の佐藤啓一郎氏。午後6時にイベントを終わったあと、引き続き交流会を開き、参加千円で参加できる。
地域でイノベーションの創出をと燕市は2016年からアイデアソンのようなイベントを市内や首都圏でも開いている。昨年は燕市・ツインバード工業株式会社で開いており、企業とのタイアップ企画は今回が2回目になる。
市内製造業者、エンジニア、クリエイター、学生、主婦などだれでも参加できる。定員30人、参加は無料。参加申し込みは燕市の商工振興課(直通電話:0256-77-8289、市役所3階23番窓口)へ。