三条鍛冶道場は3月4日と25日の2回、「干支(えと)・戌年(いぬどし)=尻尾(しっぽ)・犬釘(いぬくぎ)=づくり」講座を開き、ことしの干支の「イヌ」にちなんだ鍛冶製作体験を行う。
干支にちなんだ体験講座は、毎年恒例。ことしは、秋田犬や柴犬など日本犬の尾をイメージした「尻尾」と、鉄道のレールを枕木を固定するために打っていた釘で頭の形がモチーフでイヌの頭のように見える「犬釘」の2種類のテーマを用意した。
できあがりは、いずれも3〜4センチほどのミニチュアサイズで、同じテーマで2個、製作する。いずれも同道場の指導者から指導を受け、三条の和釘づくりの製法で製作。火床(ほど)で赤く熱した和釘の材料の鉄の棒を金づちでたたいて、形を作っていく。
講座は、両日とも午前10時から、2時間のコース。対象は、小学4年生以上で、定員は各回10人。参加費は、1人1,000円。問合せや申込みは、三条鍛冶道場(電話:0256-34-8080)へ。