三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」は21日、マンホールカードにもなった三条市のマンホールのふたをプリントするオリジナルトートバッグ作りを行い、17人が参加して27のオリジナルトートバッグ作りを楽しんだ。
国土交通省や下水道関連団体でつくる「下水道広報プラットホーム(GKP)」は、全国各地のデザイン性あふれるマンホールぶたをデザインした名刺サイズのコレクションカード「マンホールカード」を2016年4月から発行している。
三条の代表的な生産品である作業工具のペンチやスパナ、スコップを並べ、中心に市章を配置したデザインで1989年から製造されている三条市のマンホールぶたもマンホールカードに採用され、昨年8月から配布されている。
そのデザインを拓本の要領でトートバッグにプリントするワークショップ。マンホールぶたに黒いアクリルインクを塗り、その上にトートバッグをのせて手でごしごし押しつけて写し取り、ヘアドライヤーで乾燥させたらできあがりだ。
作業は単純だが、マンホールぶたのどこをプリントするか、市章をプリントするか、さらにマスキング用の段ボール紙も用意したのでトートバッグのどの部分にプリントするかもコントロールでき、意外と悩んだ。
マンホールぶたからトートバッグをはがすときがハイライト。そーっとトートバッグを引き上げるときれいにデザインが裏返しにプリントされており、「やったー!」、「すごい!」と子どももおとなも大喜び。「市章が裏返しになったけどあんまり違和感ない」、「いい記念になったね」とみんな子どものようにはしゃいで自分だけのオリジナルトートバッグに大満足だった。
ステージえんがわでも予想以上の反響に今後も同じような趣向で企画したい考えだ。