三条ライオンズクラブ(関勉会長)は21日、三条市下田体育館で第2回三条ライオンズクラブサッカー教室を開いた。小学生から高校生などサッカー女子約100人が参加し、新潟が拠点の日本女子サッカーリーグに所属する女子サッカーチーム「アルビレックス新潟レディース」の選手やコーチとともにトレーニングを行った。
三条ライオンズクラブと三条市サッカー協会主催、三条市サッカー協会女子委員会と県央地域を中心とした女子サッカーチーム「セントヴィゴーレGFC」主管の「三条ライオンズクラブ杯争奪第11回三条市サッカー協会女子フットサル大会」とともに開かれた。
アルビレックス新潟レディースの瀬倉春陽選手、中村楓選手、山谷瑠香選手、高橋智子選手の4人と、山本亜里奈コーチが参加。山本コーチの指導のもと、ボールを使った複数のトレーニングや3分間のフットサルの試合をプロ選手とともに行った。
瀬倉選手は、燕市(燕南小、燕中)出身で、エルファ燕Jrや大会主管のセントヴィゴーレGFCのOG。高橋選手は新潟市出身で同大会に出場したこともあり、参加者にとっても身近な存在だった。
教室の最後は、各選手が参加した子どもたちにメッセージを贈った。「9年前、ここで試合をした」という瀬倉選手は、「自分ももっと頑張るので、皆さんも頑張ってください」。ほかの選手からは、「みんなが頑張っている姿をみて、今シーズンも頑張りたいと思いました。機会があったら試合を見にきてください」と話していた。
気さくに子どもたちに声をかけるプロ選手に、参加した子どもたちは目を輝かせた。教室のあとはサッカーボールやウインドブレーカーにサインをしてもらったり、握手をしてもらう行列ができ、「うれしかった」とサッカー選手への夢を強くした小学生もいた。