三条商工会議所青年部(佐藤俊光会長・会員126人)は25日、三条市のジオ・ワールドビップで臨時総会を開き、15代会長となる曽根忠幸次年度会長(株式会社タダフサ代表取締役)が4月にスタートする平成30年度の基本方針、事業計画、組織構成を発表し、すべてを承認した。
曽根次年度会長は、クラーク博士の「青年よ大志を抱け」をもじって基本方針に「青年部よ、大志を抱け!〜YEG be Ambitious〜」を掲げたことを話した。クラーク博士の言葉には続きがあり、「知識に対して、正義に対して、かつ国民の向上のために大志を抱け、人としてまさにかく有らねばならぬすべての事を達成せんとするために大志を抱け」と紹介し、その続きをもとに5項目を掲げた。
それは、地域の将来を担う若手経済人として大きな志をもって事業に取り組み、失敗を恐れず果敢に挑戦し、自己の成長と会員企業の成長へと導くこと。地域に生かされていることに感謝し、地域の発展に尽力すること。先人たちが築き上げてきた地域の歴史に感謝し、次世代へと伝えて行くこと。先人たちが築き上げてきた地域の歴史に感謝し、次世代へと伝えて行くこと。学生や他団体との交流を活発に行い、地域の活性化へと導くこと。
事業計画では、総務広報委員会をはじめ、地域活性化、燕三条セールス、地域交流、スキルアップ、会員交流の6つの委員会の計画を示し、臨時総会で議事のすべてを承認した。
臨時総会に続いて、曽根次年度会長は、佐藤会長とともに記者会見し、「大きな方針としては、地域のために自分たちができることを精一杯、みんなで一緒になって取り組んでいきたい」。また、「先輩たちが築きあげてきた青年部の歴史を、次の世代に託していくというのもわたしたちに課せられた使命と持っている」、「若い人たちにも活躍できる場を提供してきたいと思っている。また、若い力を引っ張り上げることが燕三条の未来を作っていくためにも欠かせないこと」。「子どもたちに私たちの町の産業をしっかりと続けて行くことをしっかりと取り組んでいきたい」と考えを示した。