29日の三条は未明に最高気温4.5度を観測したが、日中は氷点下の時間が長く続いた。
最低気温は-1.1度。これまでの猛烈な寒波と比べればそれほど厳しい冷え込みではなかった。時々、雪が降ったが、あまり積もらなかった。
前日28日も5.2度まで気温が上がり、寒波が緩んだおかげで氷も一気に解け始めた。道路脇では車が跳ね上げた水が凍ってどんどん大きくなり、氷の芸術のようになったところが多い。
燕市吉田地内の国道116号では、ガードレールを覆うように張り付いていた氷がまるで脱皮のようにガードレールからはがれ始めていた。
29日の燕市役所では、職員が駐車場入り口付近にできた圧雪をはがす作業を行っていた。圧雪は厚いところで20センチ近くあり、通過する車は圧雪に車の裏側をぶつけて大きな音ををぶつけることもあった。