三条市矢田、日帰り天然温泉「森の湯小屋 さぎの湯 しらさぎ荘」は、3日の「節分」にちなんで2、3、4の3日間、「世界一の豆風呂」と題して世界最大の豆といわれる「モダマ(藻玉)」を湯船に浮かべた豆風呂をサービスする。
モダマはイギリスの童話「ジャックと豆の木」のモチーフになったといわれ、熱帯地方の海岸に自生する。さやは長さが70〜85センチにもなり、包まれた豆は直径4センチから7センチ。茶色いクリのような光沢のある堅いからで、装飾品や楽器などに使われている。海外では魔除けやふれると幸運をもたらすともされる。
同施設は今回、初めてモダマを取り寄せて3日間、男女それぞれの湯船に浮かべる。冬至の「ゆず湯」、端午の節句の「しょうぶ湯」はあるが、新たに節分の「もだま湯」となるか。同施設では「節分は世界最大の豆で邪気を払い、幸運を呼ぶモダマにふれながら入浴を楽しんでほしい」と入湯を待っている。