3日の「節分」を前に2日、弥彦村立ひかり保育園(園児61人)で節分豆まき交通安全教室が行われ、園児は鬼退治と一緒に交通安全を学んだ。
弥彦村、弥彦村交通安全協会、西蒲警察署、西蒲地区交通安全協会の主催で村立3保育園で順番に毎年行っており、ことしはひかり保育園の順番になった。
まずは新潟県警のマスコットキャラクター「ひかるくん」が登場して園児を喜ばせてからゲームで遊び、年の数プラス1個の豆を食べ、紙芝居「おにとおひゃくしょうさん」を見たらいよいよ鬼の出番だ。
保育士や村職員がふん装した赤、黄、黒の3匹の鬼が登場すると園児ちは絶叫して逃げ回った。大泣きする園児や恐怖のあまり体が固まって動けなくなる園児、呪文のように「いい子になります!いい子になります!」と繰り返す園児もいた。
それでも「鬼は外!」の豆つぶて攻撃に鬼が退散すると、大喜び。赤鬼と黄鬼が面を取って再登場しても園児にはあまりぴんとこないようだったが、姿を見せない黒鬼に「もう一回、やっつけんのかよ」とさっきまでの弱気がうそのように強がる園児もいた。
最後に交通安全○×クイズを行って赤信号のときに道路を横断しないことや道路に飛び出さないことを学んで終わった。