大雪で積雪が100センチを超えた三条市で6日、雪の重みで空き家1棟が倒壊した。けが人などはなかった。
倒壊した空き家は、三条市一ノ門1地内の道幅約3メートルの細い市道に面した木造2階建ての元住宅。建物の両隣には車庫や倉庫のような建物があったが、幸い周囲への大きな被害はなかった。
いつ倒壊したかは不明だが、午前7時半に空き家が倒れて市道をふさいでいると近所の人が市役所に連絡した。市では午前8時からこの市道を通行止めにして対応した。
屋根に積もった雪の重みでつぶれたと思われる。三条市が持ち主に確認したところによると、築50年以上が経過し、空き家になって20年ほどになるという。
三条市内に限らず管理されずに放置されている空き家が多く、社会問題化している。今回、周辺への被害が少なかったのは幸いだが、空き家の倒壊の危険性は積雪が増えるとともに高まっており、心配だ。